2025.07.23

【ゆるっとLP解説】目的をはっきりさせると、LP制作は迷子にならないんです

LPの目的についてご紹介。この目的がはっきりとすることによって、その先の構成も見えてくるので、すごく重要な第一歩なんですよ。

【ゆるっとLP解説】目的をはっきりさせると、LP制作は迷子にならないんです

LP(ランディングページ)を作る準備段階の第1ステップが「何のために作るか?」という目的を決めという事を以前の記事でお伝えしました。

LP準備のステップのご紹介

LP準備のステップのご紹介

https://sorene.jp/column/295/

この目的がしっかり決まっていないと、LP制作を進めていっても軸がブレブレで手間や時間がたくさんかかったりするんですよね😭

今回の記事では、WEBの知識ゼロで制作会社に入社をしたデザイナーが、LPの種類を大きく4つに分けてそれぞれの特徴や目的に合わせたポイントをざっくり紹介します。

この記事を読めば、これからLP制作に取りかかるあなたが、自社にぴったりの目的を見つけてスムーズに次の構成のステップに進めるようになるはずです。

では、一緒に「何のためのLP?」をしっかり整理していきましょう!

LP制作は”何を達成したいのか”を決めることからスタート

冒頭から言っていますが、LP制作の一番最初に「何のために作るのか」をはっきり決めることは、とても大切なんですよ。

例えばの目的…

  • 商品の購入を増やしたい
  • 問い合わせを増やしたい
  • イベントに参加してほしい

この目的がはっきりとしているほど、じゃあどんな内要を盛り込むべきか?どんなデザインが効果的か?などこの後に続く工程の道筋が見えてくるんです。

だからこそ、この目的が曖昧なまま作り始めると、途中で何度も方向修正が必要になったり、完成したけど最終的に狙った効果が出ない…なんて悲しい事態が発生をしてしまう訳なんです。
(実際にとりあえずでLPを作ってみたけど、なんだか成果がイマイチ…😢作り直したいからsoreneに依頼をしたい。というお客様も来られます)

しっかりと結果を出すために、まずは「このLPで何を達成したいのか」を決めることからスタートしましょう!

ペルソナ設定についてご紹介

ペルソナ設定についてご紹介

https://sorene.jp/column/305/

目的は大きく分けて4タイプ!
自分がどのタイプか見極めよう

LPには目的やターゲットに合わせて大きく4つのタイプがあります。
このタイプによって内容や構成が変わるので、まずはどのタイプかを見極めていきましょう!

一般の消費者に商品やサービスの購入を促す目的(BtoC)

例えば、ファッションアイテムや健康食品、アプリのダウンロード促進などがこの目的にあたります。
ユーザーが「欲しい!」と思うように、商品の魅力をわかりやすく伝え、スムーズに購入や申込みへつなげることが目的です。

このLPの構成ポイント

  • 伝わりやすく魅力的なビジュアル
  • お客様の声(レビューや口コミ)で信頼感を
  • 限定感・特典を用意して購買意欲を刺激する

伝わりやすく、魅力的なビジュアルを用意する

商品の使い方や質感がわかる画像、実際に使っているシーンの動画などを盛り込むことで、購入の安心感やイメージがアップします。
質が良い・映える写真のだとさらにユーザーの興味を引きますよ◎

お客様の声(レビューや口コミ)で信頼感を

担当者の皆様も普段ネットショッピングをする時に、「本当に自分が求めてるものなのかな…?」と検討をするために、レビューを確認しますよね?

お客様の声って信頼感や親近感を持ちやすくなるコンテンツなんです。
許可取りや情報の用意が大変かもしれませんが、実際の購入者の感想や評価、名前や顔写真があるとさらに効果的になりますよ👍

限定感・特典を用意して購買意欲を刺激する

買いたいんだけど、もう少し悩もうかなぁ。で、カートに入れたけどすっかり忘れ去ってしまったものってたくさんありますよね(私もたくさんあります)

迷っているユーザーを後押しするために、「期間限定」「初回限定割引」「送料無料」などの特典やキャンペーンを押し出すと、成果の出やすいLPに繋がりますよ。

制作会社ちょこっと裏話

商品を売るLPでは、「デザイン」よりも“写真の力”が全体のクオリティが決めることも多々。
正直、スマホ撮影とプロ撮影では説得力が段違いなんです…

制作会社も「この商品、もっと魅力伝えられるのに〜!」と写真素材で涙を飲む瞬間もあるんですよ…😭

企業や組織を対象に商品やサービスの導入を促す目的(BtoB)

この目的は、業務用システム、コンサルティングサービス、法人向け商品販売促進などが該当します。

BtoCと違い、意思決定者が複数いたり、検討期間が長い場合が多いのが特徴です。
だからこそ、信頼感や専門性を伝え、課題解決に役立つ具体的な情報をしっかり提供することが重要なタイプのLPになってくるんですよ。

このLPの構成ポイント

  • 企業・担当者の「困ってること」をとことん深掘り
  • 実績をアピールして“信頼できる感”をしっかり伝える
  • 相手にとってのメリットを示す

企業・担当者の「困ってること」をとことん深掘り

導入コストが高い、業務が非効率、情報管理が煩雑…など、相手企業のリアルな課題や担当者の本音の困りごとに、ピンポイントで刺さる内容にしましょう。
また、「こんな悩み、ありませんか?」と問いかけるような入り方をすると、共感してもらいやすくなりますよ◎

実績をアピールして“信頼できる感”をしっかり伝える

BtoBでは“勢い”より“信頼性”が大事。

たとえば「導入企業300社突破」「◯◯業界でNo.1の実績」「専門家の監修あり」など。
ちょっと堅めの情報でも、実績・事例・導入企業名・受賞歴・専門性のある内容などをビジュアルで見せるとわかりやすく伝わりますよ!

相手にとってのメリットを示す

もちろん、類似している競合他社のサービスはたくさんありますよね。
だからこそ「で、御社は他と何が違うんですか?」と聞かれるのが当たり前。

ここで大切なのが競合との違いを“相手にとってのメリット”で示すことなんです。
「うちは価格が安い」ではなく、「〇〇の工数を30%削減できるから、結果的にコストが下がる」といった伝え方の方がユーザーに伝わりやすくなりますよ◎

資料請求や見積もりなどお問い合わせが目的

このタイプは、商品やサービスの購入前に資料請求や見積もり依頼、お問い合わせを増やすことを目的としています。

ユーザーが興味を持ってもすぐに購入には至らない場合でも、まずは連絡をもらい、営業やフォローアップにつなげることが狙いです。
ちなみに、住宅などの高額な商品や医療などの複雑で検討が必要な商材などによくみられる目的です。

このLPの構成ポイント

  • 「ちょっと不安…」を先回りして解消する
  • “うちを選ぶ理由”をわかりやすく伝える
  • 実績や事例で“安心感”を後押し

「ちょっと不安…」を先回りして解消する!

お問い合わせをする時、ユーザーはちょっとした不安やモヤモヤを抱えていることが多いんです。
たとえば、「しつこい営業されるんじゃ…?」「本当に自分に合ってるのかな?」など。
このモヤモヤを先回りして解消する情報があると、安心してフォームに進んでもらえますよ!

“うちを選ぶ理由”をわかりやすく伝える

たくさんあるサービスの中で、「なぜ自社に問い合わせるべきか?」を明確に伝えましょう。
「ここに頼めば、ちゃんと相談できそう」と思ってもらえるように、ユーザーにとってのメリットで語るのがコツです。

数字やグラフを使ったり、他社比較表を入れるのも効果的なんですよ◎

実績や事例で“安心感”を後押し!

「よさそうだけど…本当に大丈夫?」という気持ちは、多くのユーザーが感じています。
そんなときに効くのがリアルな実績や導入事例
文字だけでなく、写真付き・動画付きにすると、説得力がぐんと上がりますよ!

イベントやセミナーなどの集客が目的

期間や開催日時が決まっており、その日に向けて参加者の申し込みや予約をスムーズに促すことが目的のタイプです。
ターゲットに「参加したい!」と思わせる魅力的な内容や明確な行動喚起が重要となります。

このLPの構成ポイント

  • 開催日時や場所、参加方法をわかりやすく伝える
  • “今だけ感”を出して申込みの背中を押す
  • 過去の開催実績や参加者の声で“行ってみたい”気持ちを後押し

日時・場所・申込み方法はパッと見でわかるように

イベントやセミナーLPでまず大事なのは、「いつ・どこで・どうやって参加するのか」が一目でわかること。
参加を検討するユーザーにとって、詳細が見つけにくいだけで「まあ、いいか」と離脱されてしまう可能性もあるんです😭

  • 開催日時・場所はファーストビューに明記
  • オンラインなら「Zoom開催/事前登録制」など条件も記載する
  • 「お申込みはこちら」ボタンは目立つ色で何度か配置

小さなことですが、これをしっかりやるだけで参加率は変わってくるんですよ◎

“今だけ感”を出して申込みの背中を押す

ユーザーに「参加してみようかな」と思ってもらうためには、申し込む理由が必要です。
そのために有効なのが、「限定感」や「早期申込み特典」。
「今申し込んだ方が得かも!」と思わせることで、申込みのハードルがグッと下がります。
キャンペーンは小さくてもOK。心理的な動機付けがポイントなんですよ!

過去の開催実績や参加者の声で“行ってみたい”気持ちを後押し

「どんなイベントなんだろう?」「雰囲気合うかな…?」そんな不安を抱えている人には、過去の実績や参加者の声が後押しになるんです。


リアルな雰囲気が伝わると、「なんだか面白そう」「自分でも行けそう」と、ユーザーの気持ちが近づきます。
主催者側の思いも添えると、共感ポイントにも◎

目的って何よりも大切な第一歩なんです

LPは「何のために作るか」によって、求められる内容や構成が大きく変わります。

実は今後のLPの出来を左右する何よりも大切な第一歩で、逆にいうとここがしっかり決まっていればこの先の制作で「やっぱりこっちのコンテンツだった…」というような迷子状態になくなります。

初めてのLP制作に取り組む方も、今回のポイントを意識すればスムーズに効果的なLPが作れるはずです。
是非とも、ターゲットに響く情報提供や行動を促す導線づくりで、自社の集客や売上アップにつなげてください👍

LP制作の流れについてご紹介

LP制作の流れについてご紹介

https://sorene.jp/column/300/

soreneでは難しいWEBの専門用語を使わず、丁寧なコミュニケーションでLPの制作を進行させていただきます。
初めてのLP制作で不安がある担当者様でもまずはお気軽にご相談ください。

広報担当/デザイナー/イラストレーター

アダチ

Adachi

鳥取県出身、秋田県在住。
秋田公立美術大学でグラフィックデザインを学んだ後にWEB制作会社に入社した3年目のWEBデザイナーです。
制作会社で得た知識を広報・営業担当の皆様に共有しています☺️
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